「そこの女を襲えって言われてたんだ」 「だけど、気が変わったわ!まりあ様を汚すのも最高に興奮する!」 ゲス……。 まさにこの一言につきる。 はぁ……。 でも、この数の男を、相手に出来るかな……。 運動神経には自信はあるけど、やっぱり怖いものは怖い。 「っ………」 カタカタと震える手を、ギュッと握りしめる。 それでも、私がここで逃げたら…。 「まりあ様……っ」 振り返れば、怯えている愛梨さんと目が合う。 この子の事、今は私が守らなきゃ…。