「俺たち、きっともう離れられねーよ」 清人はゆっくりと私から少し離れて、ベールに手をかけた。 ベール越しに、清人と目が合う。 「本当……綺麗だよな」 「なっ、突然なにっ?」 あまりに愛しそうに見つめてくるので、私は心臓がバクバクして苦しくなった。 「俺の彼女とか、すげー信じられねぇくらい」 「わ、私は清人の彼女でしょ」 清人は、「ハハッ、そうだな」と言ってゆっくりとベールを上げていく。 すると、はじめてベール無しで清人と目が合った。 清人の瞳の中に、私が映るほどに近い距離。