「2人とも、おめでとう!」
私も、温かい気持ちでそう声をかけた。
すると、2人は幸せそうに「ありがとう」と言う。
そして、仲良く手をつないで、アトラクションを出ていった。
「なんか、良いもの見ちゃったなぁ……」
そんな事を考えていると、「や、やっと着いた……」と言って、誰かが現れる。
それは、1人でここへたどり着いたのか、飯島君がいた。
「多くの試練に打ち勝ち、私の元へたどり着いた戦士達よ」
私は杖を掲げ、台詞を言う。
すると、飯島君は私を見上げた。
「罪に懺悔するも良し、誓いを立てるも良し。全て、このまりあが許しましょう」
「まりあ様!やっとたどり着いた!!」
嬉しそうに笑う飯島君に、私は笑みを返す。
「飯島君、一人なの?」
「一度に参加出来るのが、2人なんで、猿君と愛梨さんに先に入ってもらったんだ」
あぁ、飯島君は2人と一緒に回ってたんだ。
あれ、なら清人はどうしたんだろう、まだクラスの出し物手伝ってるのかな…。


