完璧なカノジョの秘密



「このまりあ様を……ミスパーフェクトを……」


私は、思いっきり前に足を踏み込む。

それと同時に、上履きを犯人へと投げつけた。


「ナメるなぁぁーーーっ!!!」


ービュオオオオオオッ!!

上履きは、物凄い剛球で犯人へと、向かっていく。

犯人は、その物凄い風の音に、こちらを振り返った、その瞬間…。


ーズコーンッ!!

「ゴフッ!?」


見事、顔面にて私の剛球をキャッチした。

犯人はそのまま、後ろへと倒れ込んだ。

私は、それに片足裸足で歩み寄る。


「全く、あなた何をしたか分かってるの?」

ードスンッ

「ぐふっ……まりあ様に踏まれてるぅぅ」


私は犯人のお腹に座り、逃がさないようにしていたが、どうやら犯人は喜んでいるみたいだ。


うう、気持ち悪いなぁっ!!

早く、先生来ないかな……花菜さんに頼んどいたんだけど。