「うひょー!」

「そ、そそそそんなはしたない!!」

猿くんと飯島君は明らかに意識している。

男子って、こういうの好きよね…。

我妻君も、気になるのかなぁ……。

我妻君が気になって、そっと我妻君の方を見ると…。


「もぐもぐ………」

「我妻君………男子って、こういうの鼻の下伸ばして喜ぶものではなくて?」


なのに、あろうことか我妻君は、私のポッキーをただ無心に食べ続けている。


「んぐ……あ?そんなもん、大きさより形だろ」

「なっ………」


シレッと物凄いことを言う我妻君に、私はあんぐりと口を開けて固まる。


「そんなはしたない!!」

ーバシッ!!

「いってぇー!!お前が聞いたんだろーが!」

私は、つい我妻君の頭を思いっきり叩いてしまう。

でも我妻君、巨乳じゃなくても良いんだ…。

自分の胸を見下ろすと、自慢できるほど大きくはない。

B寄りのCカップだし、小さくもないけど…うん、巨乳好きとか言われたら、凹んでたな。