太陽を探した。

(あいつ、こんな時にいねーんだからよー。)

空に浮かんでいる太陽と一緒くらい明るくそして人気者。らしい。

ポジティブ思考しかもってなさそうだけども。

ま、相談して見る価値はあるかもな。

あ、屋上!

あそこならいるかもしんねー。

と、俺は屋上へと向かった。

「あ、いたいた!」

とそこには、気持ちよさそうに寝ている太陽の姿が。

俺の気もしらねーで。。。

と思い、ビンタをぶちかます。

「いっっっって!」

おいおい!何回『っ』て言ってんだよ。

「なんだよ!俺がせっかく気持ちいい夢見てたのにさ。俺の機嫌悪くするとお前でも太刀打ちできねーんじゃなかったっけ?」

ま、そうだけど。

よく寝起きでこんな長い言葉言えるなー。

「相談していいか?」

「は?お前何言ってんの?もしかして…恋?」

「は??そんなわけ……

「あるな。絶対ある!断言じゃ!」

は、こいつにはかなわねーわやっぱ。

「ハイハイ、正直に話すよ。多分……恋だと思う。んだけど。」

「多分って。自身持てよ!」

「持てねーんだよ!こんなの初めてだし。」

「はぁー。で何組?」

「少なくとも俺のクラス、D組じゃねーよ。」

「……クイズ方式かよ。当ててやろうじゃないの!」