次の日は何事もなく過ごしていた。

「「帰えーろ!!」」

まれいとさなが話しかけてきた。

「あれ部活は?」

僕は帰宅部なのでそこら辺よくわからない。

「休みだよ!!」

あれこれ話してるうちに【高木珠羽菜-タカギシュウナ-】が来た。

「なぁなぁ、今日さ、放課後学校で遊ばへん??」

「私無理。早く帰らないと。」

「じゃあ、私も…」

まれいとさなは帰ろうとしていたが、僕は、

「それいいね!!まれい遊ぼ??」

「ひかりがいるなら…」

まれいは渋々OKしてくれた。

「さなは?帰る?」

「んー、私も残ろっかな。」

「おおっ、みんなありがとー!!」

しゅうなは笑顔で言った。

そこへ【長野帆乃香-ナガノホノカ-】がやってきた。

「どしたーん??」

「みんなで学校で遊ぼうってことになってん。ほのかも入る?」

「え、私帰らな。」

「じゃあ、まれいとさなで送ってくるわ」

「おっけー。」

さなとまれいはほのかちゃんを送っていった。

僕としゅうなはと言うと…

「「なにこれすご。」」

入学式が明日に迫っていたので3年生が、黒板に絵を書いていたのだ。

「すごいやろー。」

得意げそうに先輩が言う。

「いやー、自分の方がうまいかな」

と、しゅうなは言った。

僕は書けないなーと思いながら隣のクラスに行った。そこには…

「おう、高木、何しに来た。」

「えー、様子見?」

「へーʷʷʷ」

結城とクラスの男子が群がっていた。

「何してんの?」

「机の高さ調節。」

「めんどくさそ。」

「まぁなʷʷʷ」

しゅうなと男子は黙々と話していた。

いや…まぁなって言っときながら喋ってるだけなんですけど…

と、心の中でツッコミを入れといた。

でも、所詮は好きな人。話しかけれるわけがなかった。