大臣
「なっ……何とっ!!
ピッタリではないか!!」
そうなんです。ピッタリなんです。
継母
「シンデレラ!!お前だったのかい!?」
一番目の姉
「ありえない!」
二番目の姉
「うそでしょー!?」
みんな、意外な結果に
ものすごく驚きました。
王子
「あなたが……あの時の……」
シンデレラ
「王子様……」
大臣
「うーん……確かにピッタリだが、
まだ信じられない。
この娘があの美しい方だなんて……」
王子
「でも、ピッタリではないか!」
大臣
「そうですが……」
大臣はどうしても、
灰だらけのシンデレラを
信じ切れてませんでした。


