こうして王子様は大臣と一緒に、
国中の娘達に
ガラスの靴を履かせていきました。

しかしどの娘も、
足が大きかったり小さかったりして、
なかなか靴にピッタリ合う娘が
現れませんでした。

それでも、王子様は諦めませんでした。
どうしてもシンデレラに会いたい……
その一心で探し続けました。



 ──そして更に何日か経って、
とうとう最後の家となりました。

その家とは、
シンデレラも住んでいる
継母達の家でした。


家では継母達が、
いなくなったシンデレラを
気にしていました。