むかしむかしあるところに、
可愛らしい娘が住んでおりました。

その娘には、
優しいお父さんとお母さんがいましたが、
二人とも病気で亡くなってしまいました。

お母さんが最初に亡くなった後、
お父さんは再婚して
今の継母(ままはは)と一緒になりました。
そして、
連れ子である姉二人もこの家に来ました。

やがてお父さんも亡くなると、
継母と姉二人は、
娘をコキ使うようになりました。

そのうち灰かぶりの意味を持つ『シンデレラ』
と、名前をつけられてしまったのです。


それから数年経った今でも、
シンデレラはコキ使われ続けてました。