ベタ恋!〜恋の王道、ご教授願います〜

朝日がカーテンの隙間から床やベッドに差し込んでくる。

体にいろいろ教えてもらった次の朝は好きな人が隣にいて、こんな幸せな朝をむかえられるだなんて思ってもみなかった。

気がつけば、桐島課長が先に起きていたようでわたしの唇にキスをしていた。

「どうしても昨夜のキスが忘れられなくてね」

ゆっくりと半身を起こす。

そういえば裸のまま布団にくるまっていたので、恥ずかしくなってあわてて上半身を布団で隠す。

「すまない、星野くん。起こしてしまったね」

左に枕にほおづえをついて横になっていた桐島課長の顔をみる。

といって桐島課長はやさしい微笑みをくれる。

「桐島課長……昨夜はありがとうございました」

「体、大丈夫?」

「ええ、ちょっと腰のあたりが痛いけれど、それ以外は」

「ごめんね。制御できなくて」

といって、照れ笑いを浮かべている。

「わ、わたしもです」

「どうしても、またこうしたくなってしまうんだ」

と、わたしの体を引き寄せ、くちづけをかわした。

「君のキスは甘いミルクティーみたいだ」

「桐島課長……」

桐島課長の体を抱きしめると、桐島課長もわたしの体をぎゅっと抱きしめ、わたしの体の甘いしびれのスイッチを探そうとする。

桐島課長の肌から体温を感じ、唇から幸せを感じ、また昨夜の余韻を楽しんだ。