明けて次の日、いつものように職場に向かい更衣室へ入ると、
「星野さんっ!」
黄色くボールが弾むような声が近づいてきた。
一応気にしてくれていたのか、キョロキョロとロッカーの周りを見渡す。
ちょうど着替えているひとがいなかったのを見計らって、
「聞きましたよー」
「何が?」
制服に着替えた染谷さんがニヤニヤとしたり顔で話しかけてきた。
そういうときは決まってよくない噂なんだろう。
「星野さん、二階堂さんと付き合うことにしたんですか?」
「は? どういうこと?」
「だって二階堂さんが」
「え」
寝ぼけた頭に冷水を被せられた、そんな気持ちだ。
「二階堂さんが星野センパイと付き合うって」
「どういうこと?」
「付き合ってるんですか?」
目をらんらんと輝かせて染谷さんは聞いてくる。
ワイドショーのレポーターか何かか。
「付き合うもなにも。どうしてそんな話になってるの」
「朝、通勤してる途中、二階堂さんにあったんですよ。で、それとなくどんなひとが好きなのかなって聞いてみたら、星野さんですよ、って」
「勝手にそんな。まだ職場で知り合ったばかりなのにどうして付き合うとかそういう話になってるのよ」
「ですよねー。そう思っていたんですけど、二階堂さんすごい真剣な目でいうからそうかなーと思いまして」
星彦さんが、どうしてそんな馬鹿馬鹿しい嘘をつくんだろう。
「星野さんっ!」
黄色くボールが弾むような声が近づいてきた。
一応気にしてくれていたのか、キョロキョロとロッカーの周りを見渡す。
ちょうど着替えているひとがいなかったのを見計らって、
「聞きましたよー」
「何が?」
制服に着替えた染谷さんがニヤニヤとしたり顔で話しかけてきた。
そういうときは決まってよくない噂なんだろう。
「星野さん、二階堂さんと付き合うことにしたんですか?」
「は? どういうこと?」
「だって二階堂さんが」
「え」
寝ぼけた頭に冷水を被せられた、そんな気持ちだ。
「二階堂さんが星野センパイと付き合うって」
「どういうこと?」
「付き合ってるんですか?」
目をらんらんと輝かせて染谷さんは聞いてくる。
ワイドショーのレポーターか何かか。
「付き合うもなにも。どうしてそんな話になってるの」
「朝、通勤してる途中、二階堂さんにあったんですよ。で、それとなくどんなひとが好きなのかなって聞いてみたら、星野さんですよ、って」
「勝手にそんな。まだ職場で知り合ったばかりなのにどうして付き合うとかそういう話になってるのよ」
「ですよねー。そう思っていたんですけど、二階堂さんすごい真剣な目でいうからそうかなーと思いまして」
星彦さんが、どうしてそんな馬鹿馬鹿しい嘘をつくんだろう。

