約束 ~ 繋がれた手 ~





咳は止まることはなく家に着いた

「ありがと、じゃあね」

それだけ言って私は家にはいる 。

「ただい…ゴホッゴホッ…ま」

咳をしたせいで途切れた

「大丈夫?」

リビングからお母さんが出てきた 。

その顔は何故かぼやけてて … ────


「晴香?晴香」

お母さんの声で目が覚めた

「晴香…無理しすぎだよ、熱出してる」

「ごめんなさい …」

「謝らなくていいよ、ゆっくり休んでね」

トントンと私のかけてる布団を叩き部屋を出た

1人になった私の部屋 。

天井を見ながら、ふと 思う 。

浩志が私から離れていったら 。

って 。