約束 ~ 繋がれた手 ~





ドアに手を乗せこっちを見てはこっちに向かってくる

「速水くん!」

なに、その態度の変わりようは 。

「なんかね、内藤さんが私に消えてって言うの。速水くんの彼女失格だよぉ」

とかいって体をクネクネしてる 。

「嘘言ってんなよ」

小声で浩志は言っていた

「こいつがそんなこと言うわけねぇだろ」

だんだん怒りがこみ上げてきたのか

声が大きくなってく

「お前は俺の彼女でもねぇ。それに俺お前好きじゃねぇし」

きみ、はっきりいいましたね 。

うん 。

「行くぞ」

心で関心してると、浩志が私の手を取り教室を出ていく

「ちょ、なに?」

廊下に来たところで浩志は手を離し私は聞く

「おせぇから来てみたら 。言い返せよ」

「めんどくさいんだよ、あのタイプ」

あ、はっきり言っちゃった

「わかるわ、俺もあいつにしつこくされてめんどくさかった」

そういって、わらった

なんだかんだで、同じこと思ってるんじゃん

「ゴホッゴホッ …」

「大丈夫か?」

急に咳が出て、びっくりした 。

「大丈夫、大丈夫。ごめん、帰ろ」

「そうか?あぁ」

すごい心配そうな顔してる …