約束 ~ 繋がれた手 ~




「内藤、あっ、ちょうど良かった、速水も ちょっと来てくれるか」

と私たちの担任の斉藤先生に呼び止められた

「はい?」

なにを話されるのかと思いながらも私たちは職員室に行った

「委員長と副委員長のお前達に頼みがある」

あっ、私委員長だったんだ (笑)

そこで気づく

「なんですか?」

「うちのクラスに北島って言う生徒いるよな」

そういえば入学してから一回も来てない

「あ、はい」

「北島のことなんだけどな、俺が行っても何も変わらなかったから同級生で委員長と副委員長のお前達に頼んでるんだ」

と先生は私たちにいう

「で、先生は俺達に北島の家に行けと言ってるんですね」

と浩志がいう

「そうゆうことだ」