勿論手話なんてできないから私は自分の席からノートを持ってきて伝えたいことを書いた
〝1人でいないで私達と仲良くしよ?〟
こう書くと
〝いいの?私耳聞こえないよ?〟
と返ってきた
〝関係ないよ、手話はできないけどこうやって紙に書けば会話できる!〟
と書くと、あやかちゃんは笑みをみせた
それにつられて私も笑顔になる
そして、あやかちゃんの手をとり成香たちのいるところへいった
「耳が聞こえないからって軽蔑するのは良くないよ、こうやって紙に書けば話せる」
そう私はいった 。嫌われてもいいと思った
でも返ってきた言葉は意外だった
「そうだよね … ごめん 。紙で話そ!」
そう私の意見に賛成してくれた
良かった … 。

