教室を出た後も浩志は私の手を離さない

「ちょっと!離してよ」

そう言うと「あっ、ごめん」といって手を離した

「お前あやみたちになんかされてるか?」

「え?なんもされてないよ」

睨まれてること気づいてたのかな

「ほんとか?」

「うん、ほんと」

そう言うと、「そっか」といって下駄箱を出てしまった

私もその後を追う

浩志が言っていた、私の家に泊まるというのはほんとだったらしく私の家でくつろいでいる

ご飯を食べ終わって、お風呂もあがりあとは寝るだけ

とおもったら

「晴香、今日浩志と寝なさい」

まって、なんで!

「やだよ、なんで一緒に」

「いいじゃない」

といってお母さんはすごくニヤニヤしていた