約束 ~ 繋がれた手 ~




「俺が…はぁ…元気…な時に…言えよ…」

俯いて泣いてると、ベッドから浩志の声がした

俯いてる顔をあげると、浩志が目を覚ましていた

それを見て私は、言葉にならない感情を涙で表した

涙が止まらなくてずっと泣いてると

「泣くな…もう大丈夫だから」

さっきより、言葉がスムーズに出るようになっていた

「だってっ … 浩志 … 目覚まさないんだもんっ …」

「ははっ、ばか 。死ぬわけないだろ…」

そう言って酸素マスクを外した