「はぁはぁ」
駅まではしって来たから息切れ半端ない
「疲れたな」
ははっ、と笑いながら息を整えている
「うん、てか電車!」
走ってきたけどなにげに電車の時間がやばい
「やば!急ぐぞ!」
「えぇ!」
「ええ!じゃない!ほら!」
と私の手をとった
「えっ!」
私の発した言葉を気にもせず走り出した
「間に合った〜」
あと5分の所でホームに来た
「俺のおかげだなっ、ははっ」
浩志…私が退院してからすごく笑うようになってる
もしかして … ! 浩志も私のこと好きだったり … なぁんてね、ありえない
電車がホームに来るまでは、私も浩志も息を整えて、制服を整えていた
電車がつき2人で隣同士ですわった
これがいつものお決まりパターン

