あの言葉通り、浩志は朝ちゃんと私の家に来た 朝起きた時にはもうお母さんはいなくて机に〝これを食べてね♡〟なんて手紙が置いてあった それはお母さん手作りの卵焼きと味噌汁だった それをみんなで、ありがたく食べ ゆっくりしている時 ──── ピンポーン ──── 「はーい」 小走りで、玄関を開けると 「おはよ」 浩志が来ていた 「おはよう!」 私は嬉しすぎて声が少し大きくなってしまった