「はーい」
「浩志も行くよ」
「はーい」
お母さんは先生たちに礼をして歩いた
私も礼をして歩く
車に乗ってからも藤井先生、茉琴ちゃん、成美ちゃんが手を降ってくれていた
私も見えなくなるまで手をふった
本当に見えなくなって座り直す
「あっ、ねえ」
お母さんが何かを思い出したかのように聞いてきた
「晴香と浩志って付き合ってないの?」
何の質問かと思ったらそんなこと?!
私は顔を真っ赤にした
「今のところは付き合ってない、でも … 」
なにかを言いかけたところで浩志は話をやめた
「でも、なんだよ〜、きになるじゃんー」
お母さんは子供のように言った
「いや、何でもない」
もしかして … 【好き】って言葉出てきたかな?

