「じゃあ、お前の手にあるのはなんだ。」

「こ … れは …」

「晴香の薬だろ、晴香こんなんになってんだけど。どうしてくれんの。」

「ち… 違う !」

もえかの甲高い声が響く

「だったら晴香はなんでこうなってんだよ!」

それに続き浩志も叫んだ

「っ …」

言葉に詰まらせたらしい

「俺はなお前みたいなやつが1番嫌いなんだよ」

この言葉が最後かはわからないけど私はこの言葉を最後に 意識を手放した ────