約束 ~ 繋がれた手 ~






「なにもしてないよ!晴香ちゃんが話があるって言うから来たの」

よく言うよ 。 俺見てたぞ?

でも、少しからかってみるか 。

「まじ?」

「うん、マジ。自分の気持ち伝えたくて」

そのくせ、黙ってたけどな 。

まぁ、いいか。

少し、見てるか 。

「そっか、なら俺は黙ってる」

そう言って、晴香から1歩後ろに下がった

すると

「さっきも言ったけど…私は浩志の事が大好き 。 コレは誰にも負けないよ 。勿論北島さんにも 。」

「なんでよ 。私の方が絶対可愛いのに」

「可愛い。勿論北島さん可愛いよね 。でも可愛さなんて関係ないよ 。 大切なのは顔でも頭でもない 。中身。心。だよ 。」

「…」

喧嘩が始まったよ 。

でも、まぁ、可愛さ…か 。

お前は可愛いよ 。

そんなこと言えたらどんなに、いいか。