振り向くとこっちをみて嫌な顔をする晴香がいた

それでおれは

「隣か、よろしくな」

といった。でもそれは晴香にとっては嫌だったらしい

視線を逸らされる

はぁ … 。 嫌われてるのかな … 。

帰りも今日は晴香の家に泊まれと言われてるから一緒に帰ろうかと思って声をかけたけど逆効果。

はぁ … 。好き。と言えればな … 。

つぎの日の朝。

お兄さんの車に乗り、学校へ行く。

そして、お兄さんにお礼をいい、俺達は正門に向かった

一緒に行こうと晴香の手を引っ張る。

その時なにかの視線を感じた。

それは、もえかたちの視線だった ────