約束 ~ 繋がれた手 ~





お姉ちゃんがそういい、マスクを付け直してくれた

「晴香、家の前で発作起こしてた。」

お姉ちゃんがゆっくりと話し始めた 。

「無理しちゃダメだよ。体大事にしてね」

そう、布団をポンポンと叩いてお姉ちゃんは『先生と話してくるね』と言った

浩志はお姉ちゃんが出ていくのと同時に

「俺のことばっか、考えんな。お前は自分の体のことも考えろ 。」

お姉ちゃんと一緒の動作をした 。

そのまま、黙って、そばにいてくれた 。

「ねぇ、浩志はさ」

「ん?」

「私のこと嫌ったりしないの?」

「しねぇよ 。嫌ったりなんか 。俺らなんだんだで続いてるじゃねぇか 。それでいいんだ 。」

「ふーん」

少し気になってたことを聞けて、軽くなった 。