約束 ~ 繋がれた手 ~





「晴香ちゃん、一緒についてきてもらってもいいかな?」

先生は治療をしながら、私に言った

先生をみる 。

すると、

「行ってあげなさい」

と言ってくれた 。

「はい」

そういって、立つと浩志を載せた担架も持ち上がった

すいません、すいません。と言いながら

人の間をすり抜けていく

救急車に乗り込むと、

「陶酔で呼吸の状態が悪いね。病院行ったらすぐにドレイン用意するように言ってもらえる?」

「はい」

と救急車の人と話していた

「先生…?」

「ん?」

「浩志…大丈夫だよね?…」

「当たり前だろ。心配しないで 。」

そう言って、私の背中をさすってくれた


病院につくと、先生は看護師さんたちになにかを言い、中に入っていった

「晴香ちゃんは、中の椅子か自分のベッドで待ってて」

そういって、先生は後を追った 。