約束 ~ 繋がれた手 ~





北島さんが黙っていると、浩志が

「北島。俺はな勿論可愛い子は好きだよ」

うんうん。って。オイ 。

まぁ、いいとしようか 。

「でもな、晴香を選んだのは、可愛いからじゃねぇよ 。」

それは、私が可愛くないって言いたいのかな?

「じゃあ…なに…?」

北島さんが聞く

「中身だよ。心 。晴香の中身に惹かれた。だから、北島が俺のこと好きって言ってくれても、俺は晴香しか好きにならねぇよ。」

そういって、私の頭に手を乗せてきた 。

そしてすぐ、離れていった 。

「なんで…なんで…?なんでよ!なんで私じゃなくて、コイツなのよ!」

北島さんは、私をドンッと押してきた 。

「っ…!」

耐えられると思ったけど無理だ。そのまま転ぶと思った時

フワッと体が浮かんだような感覚になった

「大丈夫か?」

浩志が私の重い体を支えてくれていた 。

「うん、ありがと。ごめん」

「北島 。俺、お前みたいなヤツ1番嫌いだわ。人を数人で虐めたり。そんなことするヤツが1番嫌い 。そんなヤツに俺が惹かれると思うか?」

冷静だった 。浩志のその声は。優しさに包まれていた 。

一方、北島さんは、興奮状態 。