「わっ。」

恥ずかしくて下を向いていると急に抱き寄せられた。

「里奈...好きです。付き合ってください。」

「は...はい!」

やばい...すごくドキドキする。

好きな人の好きな人になれてすごく嬉しい。

「里奈...。」

名前を呼ばれて顔を見るととびきりの笑顔が
私の目に映る。

「好きだよ。」

「私も...好き。」

そう言って橙真は私に優しくキスをした。