訓練は、SEALの入隊テストをベースにして行われる。

まず体力審査テストで、肉体的条件を満たしているか審査する。

その審査の中に、500メートルを10分以内で横泳ぎまたは平泳ぎで泳ぐ事や、2分以内で腕立て伏せを40回、同じく2分以内で腹筋運動を50回、3キロをブーツを履いて10分以内で走るなどが入っている。

男女の区別なく行われる体力審査テスト。

現役のタスクフォース隊員でも、苦痛に顔を歪める。

それが終わると、ブーツを履いて4マイル走、フィンを付けての2マイル水泳、櫓登りや綱登りなどで構成される障害走、丸太担ぎ、ゴムボートでの訓練などの体力や精神力を極限まで追い詰める体力訓練を行う。

続いて地上での戦闘訓練を行う。

銃器や爆発物の取扱、精密射撃、長距離偵察、ロッククライミング、航法、隠密潜入および離脱、小部隊戦術などが訓練される。

この訓練の合間も、ほぼギリギリの制限時間が与えられた長距離走や長距離水泳が行われる。

訓練の間、担当教官らによる審議会が行われ、能力不足の者に失格が言い渡される場合もある。