私は、中学生のころいじめられてた。踏み出す１歩１歩がとても重く感じた。
だから誰もいない高校に入学した。

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｢つ ぼ み〜！！｣
｢ぎゃあっ｣
｢何よーそんなにビックリしなくてもいいじゃんっ！｣
｢ごめん、ごめん｣
今のはビビるわ〜
｢つぼみー！ちょっと来て〜 香澄も！｣
｢｢なに〜｣｣
｢お菓子ちょーだい｣
えっ？
｢あんたねぇ！それだけの為に呼んだの？！」
｢うん｣
｢しんっじらんない！｣
｢いいよ。あげる｣
｢ふぅ〜！やっさし〜！｣
｢つぼみは大輝にあまいのよー｣
そーかな？普通だけど……
｢つぼみちゃん！｣
なんだろ……
｢なに？｣
｢ちょっとつぼみ……あの子達前に嫌がらせしてきたこじゃん」
｢もう大丈夫でしょ…行ってくるね｣
｢そろそろ大輝くんからはなれてくんない？｣
え……
｢前にも言ったよね、大輝とはただの友達だよ？｣
｢だからってベタベタしすぎなのよ｣
｢じゃあ、なんで私には言わないの？｣
｢香澄ちゃんっ……｣
香澄？
｢つぼみには言って、私には言わないのはなんで？｣
｢……そっ…それは……｣
｢つぼみが気が弱いから？卑怯だね｣
｢……っ！｣
私が気が弱い？見た目できめないでよね
｢なんなの？前にも言ったのに、また言ってきてさ……しつこいんだけど｣
｢つぼみ？｣
｢私が大輝と一緒にいるから何？あんた達に関係あんの？私が誰と話そうが、誰と一緒にいようが私の勝手でしょ？｣
｢嘘だろ……あれ、つぼみか？｣
｢いちいち、いちいちうっとうしいのよ｣
｢なによ！ただの友達とか言っときながら、ほんとは大輝くんの事好きなんじゃないの！？｣
｢そっそ〜よ！！あんたなんかに好かれて大輝くんもいい迷惑よ！｣
｢大輝くんも大輝くんよ！どうしてこんな子なの！？見る目ないわね！！」
｢おい……お前らいい加減にしろよ！私を悪く言うのはいいけど私の友達を悪く言うのは許さねえからな！今度大輝や香澄を悪く言ってみろ！女子でもぶん殴ってやるからな！おぼえとけ！｣
……ヤバー！！！絶対みんな引いてるよね……
｢……あの〜……みなさん？｣
｢つぼみかっけえ〜！！男よりかっけぇ！｣
｢つぼみすご〜！！ちょーかっこよかったよ！！！｣
えっ引かないの？
｢俺も今度言ってみよーー！｣
｢あんたが言ってもかっこよくないわよ｣
｢んだよっ！バーカバーカ！｣