この続きだね。

あの時…の続き、ちゃんと読んだよ



残り2枚の手紙。


あの時、俺迷った。

由乃になんて別れ告げようって

そう思えば思うほど好きで

別れたくねぇ。

そう思った。でもな、

今別れないと俺が死んだら

由乃は絶対自分を攻めると思った。

最初は、言おう、言ってみようかな

そう、思ってた

でも、言えなかった。

由乃は、言って欲しかったって言うと思う

それは、俺が一番分かってる。

だからって、俺はお前に告げたりしない

だって、お前の悲しむ顔が浮かぶんだ

なんか、女々しくてごめんな。

でも、手紙ぐらいしか残せねぇから

最後まで読んでくれると嬉しい。

あの夜、飽きたなんて言ったけど

俺、飽きた事なんて1度もねぇーよ?

むしろ、毎日毎日会えない分好きになって

近場だったら、毎日会えたのにって思った

それに、学校も、バイトも頑張れてた。

それって、由乃が居たからだと思う

あんな、電話一本からの恋とかありえない

そう、皆言ってきた

でも、俺の中では本気で

由乃を守りたい、愛したい

そう思えた。

泊まりだって初めてで夜寝れなくて

すげー緊張してた。

隣ではぐっすり由乃寝てるし

それ見ると俺幸せで

由乃に感謝しかない。

本当にありがとうな。