そのつぎの日

夜なんて寝れるわけもなく

気づいたら

朝になってた。


ずっとりゅうちゃんのことを考えていた


「由乃ー遅刻すんぞ〜」

なんてパパの声が聞こえてくる。

でも、声なんて出てこない。

そんなことを思っていると

「由乃ー遅刻してもいーけど
ちゃんと、いきなさい!!」

って、怒られた。

渋々着替えて

ご飯なんて一口も喉を通らない。

そして、家の鍵をしめ

そとに出る

そして、また

毎朝通う道をぼーっとしながら歩く


体中力が入らないの。

歩いてるかもわからない。

そんなこと思ってると

ぶーーーーー!!


って大きなクラクション


右を見ると車が走ってきてた


「このまま死ねたらりゅうちゃんの所に

いけるかな」

なんて思っちゃったうちは馬鹿だ。

そう思ってたのもつかの間

また、現実に付き戻される。

車の運転をしていた人には

窓を開けて


「あぶねーだろーが!!」


なんて怒鳴られる。

すいません

そう思いながら渡った。