「…い、やっ…あの、そうじゃなくて、うん。そう、朔、です。」 「うん!…朔くん。」 良かったぁ、と笑う花に口を開こうとすると。 「あ…」 「あ!私は、花です!花!!」 「え?う、うん。」 「よろしくね!朔…」 言いかける花を遮って、朔が言う。 「朔!…朔、でいい」 照れくさそうにそっぽを向いて、首に手を置く朔。 見惚れる花。 「ぅえっ!…うん!…あの、私も花、花で!」 「ん、よろしく」 「こちらこそ!朔」