時は流れて10年後、ビリーヴァは12歳となった。
「ビリーヴァ?ビリーヴァ?どこなの?」
サンシャルチニ大聖堂の仲間達がビリーヴァを探している。
「うふふ。隠れ鬼隠れ鬼♪早く見つけてくださーいな♪っと」
ビリーヴァは、鼻唄を歌いながら森の茂みに隠れた。その森はHag gardenと呼ばれる
魔女の住む森とされ立ち入ることを禁じられた森だった……。
そのころ、大聖堂に訪問者が訪れた。ダリニシアと呼ばれる女だ。その女の服はなぜか赤く染まっていた……子供を何人も抱えながら。

大聖堂の一室に園長とダリニシアはいた。
「そうですか、ついに戦争が」
「はい。町の協会にいた子供達はもう……。」
そういうとダリニシアは、ハンカチで目を擦った。
園長は、その肩にてを置き
「貴女が悔やむことはないのです。これは仕方のないこと。今は、戦争を止めることが先決です」
園長がそう言ったときダリニシアの顔つきが変わった。
「本当にそう思ってるのかしら?red dark night?」
「その名で呼ばれるのは久しぶりですね……‼
あなたは誰です?」
二人の間に静かなる殺気が迸る。
その時、ダリニシアの周りを眩しい閃光が包み込んだ。
「その姿……銀髪の魔女!? アンドーー」
「戦いを忘れた魔女なんて……要らない♥」
園長が、ダリニシアいや、アンドレアの姿をみてなにかを叫びかけた瞬間、アンドレアは、園長の腹を突き破り殺した。