忘れたい

卒業式当日、私の友達が君にもう一度だけ話を聞いてほしいと言ってくれたが、君は聞いてくれなかったね。私にも、もう勇気なんてなかった。


それから、春休みに入って弟と祖母の家の外で遊んでいたら、君は友達と祖母の家の前を通った。
友達は、君に
「彼女は、いいのー?」
と私と君を茶化した。
君は、私を無視して行ってしまったね。当たり前だけど。