恋。してもいいですか。

そんな気持ちが私を地上の世界へと導いた。

生きる。

ただそれだけが。


バタンッ

大きな音がすると同時に、沢山の気配を感じる。

パタパタパタパタ

誰?

私を殺しに来たの?

いつの間にか頬には涙がつたっていた。

『ヒック......ヒック......ヒック...ハァハァヒック.........ヒックハァハァハァ。』

息が苦しい。

私に残された時間はあとわずか。

できることはなくだけ。