恋。してもいいですか。

『ふざけんな。ちょっと来い。』

『触らないで!あんたなんて親じゃない!川から拾って来たんでしょ』

バタンッ

『ねぇ!出してよ!』

そして、私は真っ暗な地下室にいる。

まるで何もない世界に、閉じ込められたみたい。

『お願い......出して......。』

そんなこえは誰にも届かない。

扉を叩き続けた私の手はボロボロで、
血が通っていないみたい。

死んじゃうのかな。

生きていたい。