悲しみを持つ少女(完)

しばらくすると蒼くんが起きてきました
すごく眠そうな顔をして



「蒼くんおはようございます。」
「ふぁ〜おはよ」
「眠そうですね。」



あくびをしながら挨拶をした、蒼くんにそう言いました。



「朝は、嫌いだ」
「私は朝は好きですよ。」
「朝嫌いと俺に嫌味か?」



「いえ、本当のことを言ったまでです」
「…まぁいいや。なんかいい匂いする」
「朝ごはんを作ってましたから」



話を逸らされましたけどいいです。
美味しいと言ってくれるでしょうか?



「おばさん食べましょう」
「そうだね」



おばさんを読んで、3人で椅子に座って、いただきますを言って食べ始めた。
蒼くんからの感想を待ってます。



「…お!うまい!」
「本当ですか!よかったです!」
「………っ」



?顔が赤くなりましたよ?
大丈夫でしょうか?←鈍感



「蒼くん大丈夫ですか?」
「は?」
「熱でもあるんですか?顔赤いですよ?」



「だ、大丈夫だ」
「そうですか?」
「ふふふ、青春だね」



?おばさんも何言ってるんですか
それより早く食べないと遅刻してしまいます。



早く食べましょう。
少しして食べ終わって、鞄に今日いるものを入れて、リビングに戻った。



「蒼くん、お待たせしました。」
「俺もさっき終わったとこだ。行くぞ」
「あっはい。おばさん行ってきます」



「行ってらっしゃい」



その言葉を聞いて、部屋を出ました。
私たちはいつも一緒に学校に行ってます
でも、正門の前では親友が待ってくれてるのでそこでお別れです。