ずっと一緒。 ただその響きが好きだった。 いつまで一緒にいるのかはわからなかったし、考えてもいなかった。 でも目には見えない“ずっと”の世界が、あたしのなかには存在していた。 あたしのことを必要としてくれる人がいるのが嬉しくて、気づけばその言葉に勝手に安心感を覚えて。 「大丈夫だって、ずっと一緒だって約束しただろ」 あたしが寂しくなるとかけられたその言葉は、愛を伝える言葉からいつの間にかあたしをあやすための言葉になっていたような気がした。