隣には湧太先輩がいて、いつもの調子で手を振っていた。 金髪カップルは、やっぱり遠くからでもすごく目立っていて。 あたしは笑顔で、颯斗と繋いでいないほうの手で麻奈美と湧太先輩に手を振った。 あたしたちの“恋愛”は、 今日も幸せそうに微笑んでいた。 fin.