恋することを知った恋


あたしはスマートフォンを操作して、文章を打ち始める。

そんなあたしを麻奈美は見つめたまま、ただオレンジジュースを飲んでいる。

そして数秒後。

麻奈美はガチャンと音を立て、テーブルを叩くようにオレンジジュースを置いた。

グラスにぶつかる氷の音に驚いて、あたしは手を止めて麻奈美を見る。

麻奈美は立ち上がって、あたしをじっと見つめている。

そしてあたしに向かって大きな声で、叫んだ。