「鈴乃が満足してくれてよかった、俺も満足」 レストランを出たあたしたちは、また腕を組みながら帰り道を歩いていた。 颯斗はいつもあたしの家まで送ってくれるから、暗い夜道を歩くのも怖くない。 ただ颯斗がそのあとひとりで帰っていく後ろ姿があまりにも素敵だから、知らない女に声をかけられないかちょっと心配なんだけど。 でも颯斗はあたしのことだけ見てるから大丈夫。 あたしは歩きながら、颯斗の腕に抱きついた。