恋することを知った恋


あたしはレタスをフォークに勢いよくぶっ刺して、口に入ったままのパプリカをボリボリと噛んだ。


もしこれ以上あたしをイライラさせるようなことがあったら、徹底的に追い詰めるから。

年下だから多めに見るとか、そんなのできない。

颯斗に近づく女は年下だろうと年上だろうと、あたしが弾き返してやるんだから。



あたしのサラダだけの昼食は終わり、かったるい午後の仕事に取り掛かった。