麻奈美のテンションは最高潮、MAX。

麻奈美がいつも履かないような可愛いパンプスを履いている理由、そういうことだったのか。

何故なら目の前には――

「いーよ俺たちも暇だったし、なあ黒瀬」

「まあね」


黒瀬先輩と、湧太先輩。


湧太先輩はいつも通り明るい態度であたしたちを受け入れてくれる。