“グループ”を作ったあたしたちは、早速4手に別れた。 広い校舎の中の隅々まで探すのは大変だからそれは無理かもしれないけれど、そんなに小さなピアスじゃないから、きっと見つかるはず。 あたしは制服のスカートを風になびかせながら、いちばんピアスの落ちている可能性が高い体育館から教室までの道のりを探すことにした。 「無い…」 そんな簡単には見つからないけど、あたしは必死になって探す。 まさか黒瀬先輩たちが一緒に探してくれるなんて。