麻奈美を見ると、4人で会話ができていることに満足そうに満点の笑みを浮かべていた。 「俺は桐原って呼んでいいですか?」 さっきと同じ意味を持つ言葉なのに、違う感覚。 耳がくすぐったくなるような、そんな感覚。 黒瀬先輩の声は、ちょっとだけ熱くなる。 視界の横で、麻奈美が笑っているのが分かった。 「はい、敬語じゃなくていいんで」