そんな気持ちのまま4ヶ月がたった。
12月に入りとても寒い。
そんな時、忘年会の司会を私の同級生でやることになった。
メンバーは私と翔矢ともう一人の女の子だ。
私は忘年会当日までにたくさん練習して噛まないようにしていた。
だけど、みんな話を聞いてくれなくて困っていた。
みんな小学生だからしょうがないけどね。
そんな時、翔矢が話を聞いてくれるように合図をした。
そのおかげでちゃんと司会の台本が読めた。
ありがとう、翔矢。
素直にそう思った。
忘年会が終わった後翔矢のお姉ちゃん・夏海先輩とLINEをすることになった。
何ヶ月かたって、夏海先輩とLINEをした。
最初は普通の会話のような話だったけど、私の好きな人の事になった。
私が言い出せなかったので、夏海先輩にヒントを出した。
結構難しかったのに一発で当てた。
「翔矢でしょ。」
そう送られてきてびっくりした。
それから好きな人の話はしなかったけど、とにかくびっくりした。
その何週間後今度は勘のいい別のチームの誠也先輩にもばれた。
なんで先輩方は勘がいいのだろうか?

