『わたしはもうじっとしとくなんて嫌よ!!

せめて自由にさせてちょうだい!!』



そう叫びながら少女は池へ飛び込んだ…。



「花蝶様!おやめください!!花蝶様!!…」

「地球は、危ないところです!!」

「花蝶様のお命の危険を感じます!」



召使いたちは必死にとめた…

けれど、わたしは全く聞かなかった。




だって、悪いのは貴方達でしょう?

今頃になって、良い人ぶらないでくれる?

わたしは、堕ちていきながらも

そんな事を考えていた