頭だけを動かして、ちゃぶ台の下から拓斗の姿を探す。 人の姿は直ぐに目に入った。 その人は何かで身を守るでも、何処かに身を隠すでもなく立っている。 畳の上で靴を脱いでいた足は、私の頭それとは違って指が長く 足の近くに転がっているのは焦げた鉄球のようなもの。 どうやら硝子はあの鉄球で割られたようだ。