市場の守達は恐らく、この異質な存在が王直轄の軍隊の耳に届くよう、目立つ格好にさせたのだろう。 市場の守達しか着ない筈の、赤い売り子の衣装を着た部外者がいる、と。 見事その企みが成功し俺がコイツ、優希に接触したはいいが…… 「その嬢ちゃんよぉ、国軍大佐のお前が出てくる程の奴にゃあ見えねぇが、何者だ?」 「俺が知りたい……」